リグルーブ
リグループを実施することにより、20%の原材料の消費量を低減します。
リグルーブとはタイヤのアンダートレッドに溝を刻むことです。
サイドウォールに「REGROOVABLE」のマーキングがあればリグルーブ可能です。
ミシュランはリグルーブを実施することを前提にタイヤの諸性能に影響を与えることなく、アンダートレッド部に十分な厚みを持たせるよう設計しています。
リグルーブの安全性
リグルーブはタイヤが本来持っているグリップ性能を維持します。
リグルーブはトレッドの残溝が2~4ミリになった時に実施します。結果的に再び新品タイヤの1/3以上の溝深さが得られ、またトレッドブロックのエッジ部分もシャープにすることが可能になります。周方向の溝が新たに刻まれることで排水性が向上します。またいくつかのパターンには横方向に刻まれた溝により、タイヤの制駆動性能を向上させます。ミシュランリグルーブガイドに従って実施されたリグルーブは、タイヤの安全性、耐久性に影響を及ぼしません。
経済性:タイヤライフの向上
リグルーブはタイヤのトータルライフの中で1回行われ、タイヤが本来持っているタイヤライフを最大限に伸ばし、また燃費を改善します。
タイヤの摩耗が進むにつれ溝が浅くなることで、トレッドブロックの剛性が上がります。これにより接地の際のトレッド面の変形が小さくなり、またブロックのごく表面で起きているミクロのスリップも減少させることができます。 |